精力について

メタボとED(勃起障害)の関係性~肥満予防で勃起力復活~

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肥満も運動不足もEDのリスクファクター

糖尿病の発症とも深く関わる、食べすぎ、飲みすぎ、運動不足、そしてその結果としての肥満も、勃起障害の引き金になります。

例えば、米国の医疲従事者フォローアップ研究では、40~70歳の男性2万2086名を、14年以上追跡調査しています。

その結果、BMI(ボディマス指数日体重と身長から算出される、人の肥満度を表す指数)が増加するにつれて、EDのリスクが上昇していました。

やはり米国の別のフォローアップ研究でも、BMIはEDの悪化と正の相関を、改善とは負の相関を示すことが確かめられています。

どうやら、「太った男はアレが弱い」というのは、単なるイメージではないようです。

ちなみに、私の専門の不妊の分野では、肥満と授精の関係についての、こんな研究もあります。

痩せ形と肥満の男性の精子について、顕微受精(精子を卵子に直接注入する体外受精)のしやすさに差が出るのかを調べました。

結果は、「痩せ」のほうが、成功率は高かった。

日本人には欧米人ほど病的な肥満は少ないのですが、やはりウエストまわりは気にしたほうがよさそうです。

また、中高年男性にとっては耳の痛い運動不足に関しては、やはり米国のフォローアップ研究において、「運動強度」の増加によって勃起障害のリスクは低下する、という結果が導き出されました。

特に、週に二時間半以上のランニングは、EDの相対リスクを対照群に比較して30%も低下させたそうです。

これについても、米国と日本とではもともとの生活環境などに違いがありますから、この「公式」がそのまま私たちに当てはまるとは限りません。

でも、適度な運動が勃起障害の予防や改善に効果的なのは、間違いありません。

注意すべきは勃起に良くない運動もあるということ

ただし、「勃起に良くない運動」もあります。

なんと自転車です。

なぜだかお分かりですか?

前述の米国のフォローアップ研究でも、「自転車乗車時間とEDの問には明らかに用量相関関係がある」、つまり自転車に長く乗るほど、勃起障害のリスクが高まることが確かめられています。

原因は、「またがったサドルによる会陰部の血管や神経の圧迫」だと考えられているのです。

「メタボ解消のために、片道一時間かけて自転車通勤している」といった話を聞くことがありますが、男性の場合は考えたほうがいいかもしれません。

メタボの危険性!メタボリックドミノとは?

食べすぎや運動不足などの生活習慣の乱れによって引き起こされるのが、今も触れたメタボリツクシンドロームです。

ひとことで言えば、「肥満」「高血圧」「高血糖」「高脂血症」という「死の四重奏」といわれる危険因子などが、一人の人間に集積する状態のこと。

当然、勃起障害にも深く関わってきます。

その全体像を説明するのに、よく使われるのが「メタボリックドミノ」です。

健康診断などで見せられて、説明を受けた方もいらっしゃるでしょう。

ドミノの「上流」にあるのが、食べすぎ、飲みすぎ、運動不足、寝不足といった生活習慣。

その改善を怠っていると、やがて肥満になり、高血圧や高血糖のパイが次々に倒れ、最終的には失明や下肢切断、脳卒中、認知症、心不全などに行きついて、悪くすると死に至るという、メタボの恐ろしさを概念的に表現したものです。

死のドミノ倒しを起こさないためには、なるべく初期のうちに手を打つのが重要だということが、これを眺めるとよく分かります。

いくつかの危険因子を倒してしまってからでは、治療がそれだけ困難になるからです。

ですから、医者は患者さんにこの図を見せながら、「あなたは今、どこにいますか?」「今のうちに生活習慣を見直しましょう」と、口を酸っばくして言うわけですね。

いずれにせよ、勃起障害もメタボリックドミノの重要なパイであることを、十分認識していただきたいと思います。

男性ホルモンとメタボ

付言すれば、日本メンズヘルス医学会理事長で、札幌医科大学名誉教授の熊本悦明先生は、このメタボリツクドミノの図から、主要な男性ホルモンであるテストステロンの影響が抜け落ちているのは問題だ、と指摘しています。

勃起障害にも関係することなので、主張の概略を紹介しておきましょう。

メタボと診断される患者は、女性より男性のほうが多く、特に糖原病では三倍も多くなっている。

その理由を、すべて食べすぎ、運動不足などの生活習慣の違いに帰すのは不自然ではないか。

食べ歩きに興じる女性は少なくないし、駅のエスカレーターやエレベーターに群がるのも、女性が多い。

結論を言えば、中高年男性に、同世代の女性に比べてメタボリツクシンドロームが多いのは、テストステロン値が低下するから。

そのことは、男性医学の分野では、国際的に広く認知されている事実なのだが、「ドミノ」の図からはなぜか抜け落ちている。

男性に関しては、生活習慣と同じステージに、「テストステロンの減少」を、しっかり位置づけるべきである。

傾聴に値する意見だと思います。

このテストステロンは主として精巣でつくられ、「男らしさ」に関与するだけでなく、筋肉の成長促進、脂質代謝や糖代謝、認知機能や精神面にも影響を与えます。

このホルモンが減少すると起こりやすくなるのが、いまや一般に知られるようになった「男性更年期障害」といわれる状態です。

倦怠感やうつ症状、性欲減退などの症状に襲われることがあります。

勃起との関係でいうと、テストステロン値が低いから、即EDになるというわけではありません。

ただ、勃起障害を伴う性腺機能低下症の患者さんにテストステロン補充療法を行うと、症状改善の効果があります。

テストステロンと、勃起改善薬(PDE5阻害薬)の同時投与によって、勃起障害が改善したという報告もあります。

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